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共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式

特徴

過去問

高度試験(共通)令和2年度 秋期 午前1 問14
高度試験(共通)平成29年度 秋期 午前1 問13

【出典:高度試験(共通) 令和2年度 秋期 午前1 問14(一部、加工あり)】
【出典:高度試験(共通) 平成29年度 秋期 午前1 問13(一部、加工あり)】

暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. AESは公開鍵暗号方式、RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
    →AES(Advanced Encryption Standard)は共通鍵暗号方式、RSA(Rivest-Shamir-Adleman cryptosystem)は公開鍵暗号方式です。
  2. 共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
    →正解
  3. 公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は、暗号化に使用する鍵を秘密にして、復号に使用する鍵を公開する。
    →暗号化に使用する鍵は公開して、復号に使用する鍵は秘密にします。
     公開鍵暗号方式をディジタル署名に使用する場合は、秘密鍵を用いて署名し、受信側は署名者の公開鍵で署名の検証を行います。
  4. ディジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく、共通鍵暗号方式が使用される。
    →ディジタル署名とは、メッセージの真正性を証明するために付加される暗号データのことで、これにより送信者が本人であることやメッセージが改ざんされていないことを確認できます。
     ディジタル署名は、公開鍵暗号方式を応用して、本人しか知らない秘密鍵とメッセージから演算された暗号データを付加してやり取りされます。

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