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資格は必須ではないけど

これまでにIT系の資格にチャレンジしてきて、今、思うのは「やってきてよかった」

世の中には資格の肯定派と否定派がいます。

資格は試験ですから、取れれば素直に嬉しいですし、周りからは「おめでとう」と言われます。一般的には肯定されるものでしょう。

一方、資格がなくても活躍している人は多く、意見として「活躍できるかはその人次第。資格がなくても全然問題なし」ということもよく言われます。

資格にも色々あって、知識量を問われるものから、課題を定義して解決方法を導き出すものなど応用能力を問われるものまである

今の時代、ある分野に精通していなくても、大抵のことはネット検索すればそれなりに理解できることが多いです。

知識量を測る資格と応用能力を測る資格の取得価値は異なってくるのでしょう。

私の仕事の分野であるICT(主にネットワーク・セキュリティなど)業界は、技術の進歩が早いこともあり、資格のみで信頼が得られるものではありません。

技術動向を見据えて最適な提案を行うシーンでは、その時点での答えは無数にあり、その中から仮設を立て比較検討し最適解を導き出すプロセスは、個人のセンスによるところが大きいと思います。

また、トラブル対応シーンでの原因特定や対処作業の勘所なども、個人のセンスによります。

このように感じるのは、私自身が周りの人とのセンスの違いを感じるようになったから

それは振り返ると、私自身の資格獲得のキャリアを通じて、だんだんと感じるようになっていったといってもいいでしょう。

それぞれの資格獲得に至る経験は、技術の習得や棚卸しなど表面上のスキルの積み上げ以上に、物事の考え方・捉え方など感覚的なセンスを磨き上げてくれたと思います。

私も途中で何度も挫折を味わいましたが、なんとなくこのような感覚を信じて続けることができています。

資格取得は必須ではないけど、、、一生を通じて役立つ宝物を得られる機会だと思います。

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