PBX(Private Branch eXchange)とは、構内交換機という機器のこと
主に企業で使われていて、多数の電話機を管理して内線電話や外線電話を可能にしています。
以前は専用のハードウェアで実現されていましたが、IP電話の環境ではIP-PBXとなり主にサーバで実現されるようになりました。
IP電話の制御はSIPというプロトコルを使うため、IP-PBXはSIPサーバと呼ばれる
最近では、組織内に配置するPBXから、クラウド上のSIPサーバへ移行することが多くなってきました。
全般的にこれらの移行のことを、オンプレミスからクラウドへの移行と言います。
クラウドではサーバ本体やOS、ミドルウェアの設定や更新作業を省けるメリットがあります。
また、災害時などで組織内の設備が使用できない状況でも影響を受けにくくなります。
以前は、電話といえばPBXで専用のSEが多くいたが、最近ではPBXという言葉をめっきり聞かなくなった
IP化やクラウドの流れは全ての業態に影響しています。それに携わる個人個人にもスキルの変換やチャレンジ精神、新分野への見極めなど、生き方にも関わってきます。