VLAN IDの説明、過去問例です。
説明
- VLAN IDは、物理LANを仮想的LANに分割したVLANにおいて、各VLANを識別するための番号のこと
- VLAN IDを定義するIEEE 802.1Qでは12ビット長で割り当てられており、0と4095を除く4,094個(1〜4094)生成可能だが、実際にスイッチなどに設定できるVLAN IDはスイッチ仕様による。
過去問
平成29年度秋期ネットワークスペシャリスト試験
IEEE 802.1Qで規定されたVLANのVID(VLAN Identifier)のビット長はどれか。
【出典:ネットワークスペシャリスト試験 平成29年度 秋期 午前2 問4】
ア 8 イ 10 ウ 12 エ 16
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2017h29_2/2017h29a_nw_am2_qs.pdf
ウ 12:正解。
IEEE 801.1QはタグVLANに関する規格です。その中でVLANのVIDは、12ビットが割り当てられています。
ビット長が12(→212=4096)、つまり4,096個のVLANを識別することができます。
VIDは、フレームの「宛先MACアドレス(6バイト)」「送信元MACアドレス(6バイト)」「VLANタグ(4バイト)」「タイプ(4バイト)」「データ(46〜1500バイト)」「FCS(4バイト)」のVLANタグ内にあります。