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MITB攻撃

特徴

過去問

情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前2 問10
情報処理安全確保支援士試験 平成30年度 秋期 午前2 問9

【出典:情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前2 問10(一部、加工あり)】
【出典:情報処理安全確保支援士試験 平成30年度 秋期 午前2 問9(一部、加工あり)】

インターネットバンキングの利用時に被害をもたらすMITB攻撃に有効な対策はどれか。

  1. インターネットバンキングでの送金時にWebブラウザで利用者が入力した情報と、金融機関が受信した情報とに差異がないことを検証できるよう、トランザクション署名を利用する。
    →正解
  2. インターネットバンキングでの送金時に接続するWebサイトの正当性を確認できるよう、EV SSLサーバ証明書を採用する。
    →MITB攻撃では、Webブラウザが正規のWebサーバと接続した後のセッションに介入するため、EV SSLサーバ証明書を採用しても対策にはなりません。
  3. インターネットバンキングでのログイン認証において、一定時間ごとに自動的に新しいパスワードに変更されるワンタイムパススワードを用意する。
    →MITB攻撃では、ログイン認証後のセッションに介入するため、ワンタイムパスワードを利用しても対策にはなりません。
  4. インターネットバンキング利用時の通信をSSLではなくTLSを利用して暗号化する。
    →MITB攻撃では、Webブラウザ内の平文の通信区間に介入するため、TLSを利用しても対策にはなりません。

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