特徴
- クラウドサービスは、JIS X 9401:2016(情報技術ークラウドコンピューティングー概要及び用語)により以下のような区分が定義されている。
- IaaS(Infrastructure as a Service):各種処理やストレージ、ネットワークのリソースを提供し、利用者ではそれらの管理・制御は行わないが、リソースを利用したOS、ストレージやアプリケーションの配置・制御・利用を行う。
- PaaS(Platform as a Service):プログラム言語や実行環境を提供し、利用者ではそれらの管理・制御は行わないが、アプリケーションの配置・制御・利用を行う。
- SaaS(Software as a Service):各種アプリケーションを提供し、利用者ではそれらのアプリケーションの利用を行う。
過去問
情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前2 問11
情報処理安全確保支援士試験 平成30年度 秋期 午前2 問10
【出典:情報処理安全確保支援士試験 令和2年度 秋期 午前2 問11(一部、加工あり)】
【出典:情報処理安全確保支援士試験 平成30年度 秋期 午前2 問10(一部、加工あり)】
JIS X 9401:2016(情報技術ークラウドコンピューティングー概要及び用語)の定義によるクラウドサービス区分の一つであり、クラウドサービスカスタマの責任者が表中の項番1と2の責務を負い、クラウドサービスプロバイダが項番3〜5の責務を負うものはどれか。
- HaaS
→HaaS(Hardware as a Service)は、JIS X 9401:2016では定義されていません。 - IaaS
→クラウドサービスカスタマの責任者が表中の項番1〜4の責務を負い、クラウドサービスプロバイダが項番5の責務を負います。 - PaaS
→正解 - SaaS
→クラウドサービスカスタマの責任者が表中の項番1の責務を負い、クラウドサービスプロバイダが項番2〜5の責務を負います。