ループバックアドレス

特徴

• ループバックアドレスとは、自分自身を表すIPアドレスであり、IPv4では”127.0.0.1″、IPv6では”::1″が該当する
• ループバックアドレスは、自分のコンピュータ上で動作するプログラム同士が通信する際に使用される

過去問

情報処理安全確保支援士試験 令和3年度 春期 午前2 問20

【出典：情報処理安全確保支援士試験 令和3年度 春期 午前2 問20（一部、加工あり）】

IPv4ネットワークにおけるIPアドレス127.0.0.1に関する記述として、適切なものはどれか。

1. DHCPが使用できないときに自動生成されるIPアドレスとして使用される。
   →リンクローカルアドレス「169.254.x.y」の説明です。APIPA(Automatic Private IP Addressing)という機能で使用されます。
   
2. 全ホストに対するブロードキャストアドレスとして使用される。
   →ブロードキャストアドレスは、ホスト部のビットをすべて1にしたIPアドレスです。
   
3. 単一のコンピュータ上で動作するプログラム同士が通信する際に使用される。
   →正解
   
4. デフォルトゲートウェイのアドレスとして使用される。
   →デフォルトゲートウェイは、接続しているネットワークの外にあって認識していない宛先に通信する際に、宛先とするルータのIPアドレスです。