スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)
特徴
- OSI基本参照モデルのデータリンク層(レイヤ2)で動作するネットワーク機器
- フレームの宛先MACアドレスに基づき、転送するポートを決定する
- フレームの蓄積機能、速度変換機能や交換機能を持つ
- 同等の機能を持つものにブリッジがあるが、ブリッジではソフトウェアで各種機能を実現するのに対し、スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)ではハードウェア機構で実現する
過去問
平成30年度秋期ネットワークスペシャリスト試験・情報処理安全確保支援士試験 共通
【出典:ネットワークスペシャリスト試験・情報処理安全確保支援士試験 共通 平成30年度 秋期 午前1 問11】
CSMA/CD方式のLANで使用されるスイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)は、フレームの蓄積機能、速度変換機能や交換機能をもっている。このようなスイッチングハブと同等の機能をもち、同じプロトコル階層で動作する装置はどれか。
ア ゲートウェイ イ ブリッジ ウ リピータ エ ルータ
- ゲートウェイ
OSI基本参照モデルのトランスポート層(レイヤ4)以上で異なるプロトコル間の変換を行う機器のことです。 - リピータ
OSI基本参照モデルの物理層(レイヤ1)に位置し、通信データの電気信号を増幅することで、伝送可能距離を延長するLAN間接続装置です。 - ルータ
OSI基本参照モデルのネットワーク層(レイヤ3)に位置し、パケットの宛先IPアドレスにより最適な経路に中継する通信装置です。