IGMP
特徴
- IGMP(Internet Group Management Protocol)とは、IPv4ネットワークのマルチキャスト通信で、ローカルセグメントにおいて、配信を受けるホストのグループを管理するために用いられるプロトコル。
- IPマルチキャストに参加するホストと、そのホストが所属しているルータ間で、「グループへの参加」「グループの問合せ」「グループの維持」「グループからの離脱」に関する制御を行う。
- IPv6では、IGMPに相当するプロトコルをMLD(Multicast Listener Discovery)という。
過去問
【出典:ネットワークスペシャリスト試験 平成30年度 秋期 午前2 問8(一部、加工あり)】
IPv4ネットワークのマルチキャスト通信で、ローカルセグメントにおいて、配信を受けるホストのグループを管理するために用いられるプロトコルはどれか。
- ICMP
→Internet Control Message Protocol。IPの通信制御を補完するプロトコル。データ配送のエラー通知、エコー要求などの照会メッセージを配送する。 - IGMP
→正解 - RTP
→Real-time Transport Protocol。リアルタイム性が要求される音声や動画などのデータストリームを送受信する際に用いられるプロトコル。 - SDP
→Session Description Protocol。音声や動画などのリアルタイム通信の開始前に、セッション名、メディアの種類、データ通信プロトコル、使用するポート番号など必要なパラメタ群の記述構文を規定する。