フォワードプロキシ
特徴
- プロキシ(proxy:代理)は、クライアントとサーバ間の通信を中継する機器
- フォワードプロキシは、クライアントの代理として、クライアントからのリクエストをサーバへ送信し、サーバからのレスポンスをクライアントへ送信する。
- フォワードプロキシを用いることで、キャッシュによるトラフィック軽減やレスポンス向上、認証やフィルタリング、内部ネットワークの秘匿化などのセキュリティ上の効果がある。
過去問
情報処理安全確保支援士・ネットワークスペシャリスト試験 令和元年度 秋期 午前1
【出典:情報処理安全確保支援士・ネットワークスペシャリスト試験 令和元年度 秋期 午前1 問10(一部、加工あり)】
TCP/IPネットワークのフォワードプロキシに関する説明のうち、最も適切なものはどれか。
- Webサーバと同一の組織内(例えば企業内)にあって、Webブラウザからのリクエストに対してWebサーバの代理として応答する。
→これは、リバースプロキシの説明です。 - Webブラウザと同一の組織内(例えば企業内)になければならない。
→フォワードプロキシは、クラウドサービスとしても提供されています。 - Webブラウザの代理として、Webサーバに対するリクエストを送信する。
→正解 - 電子メールをインターネット上の複数のサーバを経由して転送する。
→これは、SMTP通信によるメール転送に関する説明です。