DNS

特徴

  • DNS(Domain Name System)とは、インターネットなどIPネットワーク上でドメイン名(ホスト名)とIPアドレスの対応関係を管理し、提供するシステムのこと。
  • ドメイン名の情報を管理し、問合せに応答するコンピュータがDNSサーバであり、DNSサーバに問合せを行う側のコンピュータがDNSクライアントまたはDNSリゾルバという。
  • DNSサーバで、ドメイン名(ホスト名)などの名前(FQDN:Fully Qualified Domain Name 完全修飾ドメイン名)と対応するIPアドレスなどを登録する。
  • 一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることが可能で、この仕組みとして複数台のサーバに負荷分散する「DNSラウンドロビン」がある。
    • 設定例
       example.com. IN A xx.xx.xx.1
       example.com. IN A xx.xx.xx.2
       example.com. IN A xx.xx.xx.3
  • 複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることが可能で、Webサーバ、SMTPサーバなどを1台のサーバ内で運用したり、複数のドメインを運用するバーチャルホストを提供できる。
    • 設定例
       www.example.com. IN A xx.xx.xx.1
       mail.example.com. IN A xx.xx.xx.1
       ftp.example.com. IN A xx.xx.xx.1
    • 設定例
       www.example.com. IN A xx.xx.xx.1
       mail.example.com. IN CNAME www.example.com.
       ftp.example.com. IN CNAME www.example.com.

過去問

【出典:ネットワークスペシャリスト試験 平成30年度 秋期 午前2 問7(一部、加工あり)】

 DNSでのホスト名とIPアドレスの対応付けに関する記述のうち、適切なものはどれか。

  1. 一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることはできるが、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることはできない。
  2. 一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることも、複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることもできる。
    →正解。
  3. 複数のホスト名に同一のIPアドレスを対応させることはできるが、一つのホスト名に複数のIPアドレスを対応させることはできない。
  4. ホスト名とIPアドレスの対応は全て1対1である。